ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、うまく言葉にできない気持ちを抱えた人が、代筆を頼みに来る物語です。依頼人の誰に重なったかは、見る人ごとに違います。依頼のひとつひとつに、口にできなかった時間の長さが宿っています。
代筆をする側の主人公自身も、長いあいだ自分の気持ちに言葉をつけられずにいます。この記事は依頼を一件ずつ開き、その人がなぜ言葉を人に頼らなければならなかったのかをたどります。急いで答えを出さなくても構いません。
この作品の手紙は、相手に読まれる場面よりも、書き終えるまでの過程のほうに重心が置かれています。どの言葉を選び、どの言葉を消したか。その選び方に、依頼人の性格がそのまま出ます。書き直された跡にも、意味があります。
同じ一通でも、完成した文面より、途中で捨てられた言い回しのほうに注目すると、その人が本当に守ろうとしていたものが見えてきます。
主人公は物語の序盤、ある言葉の意味を分からないまま口にします。分からないまま使っていた言葉に、少しずつ重みが増えていく過程が、この作品の背骨になっています。
あなたにも、意味を知らずに使っていた言葉が、あとになって重くなった経験があるはずです。その言葉が一つ胸に浮かべば、それで足ります。
---
---
<!--裏取り: https://tv.violet-evergarden.jp/story/ (京都アニメーション公式サイト) および公式X「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式アカウントの投稿(https://x.com/Violet_Letter/status/1268115510232662018)【第10話ストーリー】 / マグノリア家を訪れたヴァイオレットが、アンの母と二人きりで内緒の手紙を書き始め、屋敷を去る日にアンがヴァイオレットの頬にキスをする、という第10話のあらすじを確認-->
この回で、あなたが息を止めたのはどの場面か。
そこが分かれるところに、あなたの性格が出ます。
登録不要・無料。選ぶのは1人だけ、質問はそのあと1問です。